garimpeiro(ガリンペイロ)

働き方・貧困についてもう少し多様な価値観があるということを発信していきます。またそれを実現するためのMein Kampf

雇われすぎた生き方

一応、このBlogは労働問題・貧困問題を中心に扱っている。定義が広いため労働や貧困のなにを扱っているのか?と自分で思ったが、まぁ、労働や貧困関連なら全てと勝手に定義づけた

 
前置きが長くなったが今回は働き方」がテーマ。6/14に55歳からのハローライフというドラマを見たので労働人生について考えてみた。(番組は以下のサイト)
 
《 あらすじを番組サイトから引用》
58歳で早期退職した富裕太郎(リリー・フランキー)は、キャンピングカーを買って旅に出る、という老後の計画を妻(戸田恵子)から拒否される。既に手付金だけは支払っていたので、富裕の時間も宙ぶらりんになってしまう。仕方なく再就職先を探すことにした富裕。しかし、現実は想像以上に厳しい。若いキャリアカウンセラーから無能さを指摘され、相談に行った取引先の社長からも相手にされず、次第に心身のバランスを崩していく。

 

この物語の中で、富裕がピエール瀧演じる友人に就活のことについて愚痴るシーンがある。なんでも、再就職先にしてもらおうとツテを頼り、かつて仲良くしてた取引先に電話を掛けるもあっさりと断られてしまう。この時の会話。うろ覚えだが、再現

 

富裕「なぁ、あんだけ仲良くメシ食ったのに、掌返してあっさり断るもんな〜俺だって分かってんだよ」

 

友人「なにを?」

 

富裕「謙虚にいったんだよ?頭下げたんだ」

 

友人「分かってないよ…お前上から目線で言ってたんじゃないの?お前面接頼んでる時なに考えてた?自分の個室が与えられ、それなりの役職がついた待遇で迎えらると思ってたんだろ?」

 

富裕「思うわけないじゃん」

 

友人「いや、思ってるよ。いいか?お前はもう辞めた人間なんだ、ただの人なんだよ。会社の組織がなまじでかかったからお前会社の感覚が染み付いてんだよ

 

富裕「…」

 

このように、大手企業営業部だった主人公富裕はかつての肩書きの感覚で取引先に再就職のツテを頼ったと友人に指摘される一面なのだが、友人の最後の「いいか?お前はもう辞めた人間なんだ、ただの人なんだよ。会社の組織がなまじでかかったからお前会社の感覚が染み付いてんだよ」。この一言が雇われすぎた生き方を物語っている。

 

つまり、会社の存在や実績が自分の存在や実績に比例していると思ってしまう。だが、実際のところ、自分たちは大手企業や中央省庁に勤めている前に「ただの人」だということを忘れてはいけない。もしも、今勤めている会社を辞めなくてはならない状況になったとき、再就職か起業という選択をとらなくてはいけない。(山奥で自給自足や扶養にはいるという手はあるけどだいたいが再就職か起業なので割愛)そういった状況に陥ったとき前職の肩書きを意識しすぎず、普段からどういう働き方でキャリア(この場合単なる在籍日数じゃなく、なにができるかである)をつくるかを意識していこう。

これを踏まえて以下にどういう働き方を形成するかの考えをまとめた。

 

1.人間性に魅力を注ぐ

当たり前だが、起業するにしても再就職するにしても人間性に魅力がないと人は集まってこない。では、どうすれば人間性に魅力がつくのか?やはり、それには人と会う、教養を深める。この2点だろう。

まず、人に会うにしても自分より格上の存在に会うべき。そして、議論を深める。加えて、社内もそうだが社外に交流を持とう。次に、教養だが本や漫画でもいい、文字に触れる。そして、積極的に小旅行や旅行に出かける。こうすることで、体験を積め会話の幅が広がる。

 

2.キャリアを意識した働き方

今後の社会はスキルの均一化が図られ、人材の差別化が難しい世の中になる。そのためには、今の職場でどんなスキルを身につけるか、自分なりスタイルを作り上げ、それを外の世界で通用するよう考える。欲を言うと、そのスタイルを自分で試してみる(軽く副業するにしてもいいし、プロボノを利用してスキルを試す)

 

最終的には自分に合った働き方を確立したいところだが、その前には会社のみじゃなくどれだけ自分が会社外の世界で影響力を持っているかを意識しよう。人は自分の魅力を見て評価するのではなく、勤め先を見て評価している部分がある。あと再三いうが、「辞めたらただの人」である。

 

今日はこれくらいに・・・

 

土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」|NHKオンライン

 

55歳からのハローライフ

55歳からのハローライフ